ぬるみんでいる。

家も好きだけど館が好き。

「風の谷のナウシカ」のわたし。

 7月にリリースされる松本隆さんトリビュートアルバムの「楽曲」の思い出を置く場所その4。
あれがナウシカ。きっとこれも継がれるナウシカ

 

アルバム「風街に連れてって!」ではDaokoさんが「風の谷のナウシカ」を歌う。

オリジナル安田成美さん

作詞・松本隆さん 作曲・細野晴臣さん

1984年1月25日リリース。

 

サビ部分は印象に残っていたが同タイトル映画(主題歌ではなくシンボルイメージソング )は当時は見ていない。てっきり主題歌なのだろうと思い込んでいた。

以下 2015年8月の松本隆45周年 東京フォーラムでの「風街レジェンド」で安田成美さんの歌唱をみたときの当時のメモ。あれがナウシカ

 

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風の谷のナウシカ」 生の「風の谷のナウシカ」 出演者に安田成美さんの名前をみて「おおお!」と「!」マークが口から漏れてしまった人も多いだろう。松本ファンの中でもかなり話題になった出演者。まさかのご出演。「う・・うたうの?」「しかも生だよね」存在が伝説なのだ。当日のお衣装も覚えていない。ああ安田さんだ。安田さんの声だ。安田さんの歌唱だ。それだけでありがたいと思える存在感。抜群に声が出ているわけでもない。旋律に合致するわけでもない。でもそれこそが「風の谷のナウシカ」なのだ。とすっごく感じた。この歌が安田さんの歌唱が完成形なのだ。もちろん「風街であひませう」の手嶌さんの透明感世界もすばらしいのだけど、安田さんの「ナウシカ」はトップオブトップのナウシカなのだ。美なんです。あの声にあの歌詞とメロディが合うことの確認。優しさは見えない翼なんですよ!ほんと。感動した。それはわたしだけではない。1コーラス終わると、すっごい拍手。温かい拍手。みんな「このナウシカ」を聴きたかったんだ。客席が繋がる一瞬。大きな拍手に、安田さんはニコリとかわいらしくほほえみ、そしてまたこちらも拍手。ステージと客をつなぐのは煽りだけじゃない。こちらが望んでいたものを聴かせてくれたとき、わたしたちは大きく拍手をする。シンプルなことに気付かせてくださった美しいお姿の安田さん。あれがナウシカ。歌い終わりまた不思議な客席一体感。わたしたちいいもの観ましたよね?と微笑み合いたいような。歌詞が活きていることも実感した。

 

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安田さんはその1曲だけの登場。とてもとても「たいせつなもの」「たいせつなじかんの共有」だった。そして6年たち、Daokoさんが歌うという。Daokoさんのファンが「やさしさは見えない翼ね」をどう感じるのかとても楽しみでたまらない。

Daokoさんのナウシカ「これもナウシカ」だと喜びたい。

 

https://youtu.be/PKL49-GGSRM

 

このコメント動画の後半に少しだけDaokoさんの歌声が聞こえる。潔い無垢。

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