ぬるみんでいる。

家も好きだけど館が好き。

「SWEET MEMORIES」のわたし。

7月にリリースされる松本隆さんトリビュートアルバムの「楽曲」の思い出を置く場所その6。
甘い記憶。苦い気持ちを知ってこその甘さ。その「甘い」という言葉の奥深さ。それが妖しくつかめないからわたしたちは今もこの歌に魅了される。

 

甘いか苦いか。たぶんその「次」の出逢いで変わるとおもう。

 

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6月27日、松田聖子さんを大阪城ホールでみた。はじめてだった。こんなにも毎日なにかの楽曲を聴いているというのに、コンサートの座席をとれるラッキーはわたしにはなかった。聖子さんは日本語と英語をまぜて「甘い記憶~SWEET MEMORIES」を歌った。英語の部分が日本語で、日本語の部分が英語。コンサートならではのお楽しみだ。

 

過去の恋で逢いたいひとはいるようないないような、いない。逢いたかったひとはいたけど逢ってみたらときめきはまったくなかった。だからもう逢いたいひとはいないのだ。むしろ曖昧に離れてよかったのだ。失った夢は触らない。それはこの歌ですでに学習していたじゃないか。

 

幾田りらさんが歌うSWEET MEMORIESが29日深夜ラジオで解禁となった。うまい。声が美しい。この先、何年かしてまたこれを彼女が歌うときを想像してみる。どこをどう遊ぶのか。甘い記憶。苦い気持ちを知ってこその甘さ。その「甘い」という言葉の奥深さ。それが妖しくつかめないからわたしたちは今もこの歌に魅了される。

いい歌だなー。